14 ただ~のみならず | 日本語一級文法

ただ~のみならず

ただ+「どう・いかたち・なかたち」の普通ふつうかたち+のみならず
「ながた」の「だ」は「である」になる。「」の「だ」はつかないか、「である」になる。

~だけではなく
文語ぶんごたい。「AのみならずB(まで)(も)」のかたちでももちいられ、「ただ」がつくと、
より強調きょうちょうされる。A、Bには対照たいしょうてき並立へいりつてきあるいは類似るいじ内容ないようがくる。



  1. 彼女かのじょは、たおれていた老人ろうじんをただ介抱かいほうしたのみならず、いえまでおくとどけました。
  2. 富士山ふじさんはただたかいのみならず、姿すがたうつくしいので、日本にっぽん象徴しょうちょうとしてあいされている。
  3. かれはただ勇敢ゆうかんであるのみならず、やさしいこころぬしでもある。
  4. 彼女かのじょはただ友人ゆうじんたちのみならず、先生せんせいかたからも信頼しんらいされている。
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