37 ~にたえない | 日本語一級文法

~にたえない 

どう辞書じしょかたち」+にたえない
~をがなんできない



  1. ああいう陰口かげぐちくにたえません。
  2. 最近さいきんるにたえないほどひどい番組ばんぐみがある。

」+にたえない
~をとてもつよかんじる

  1. いろいろお世話せわになりまして、感謝かんしゃにたいません。
  2. 事故じこにあった方々かたがたのことをおもうと、同情どうじょうねんにたえない。

36 ~にかかわる | 日本語一級文法

~にかかわる

」+にかかわる
~に関係かんけいする・~に影響えいきょうおよぼす
「~」の部分ぶぶんには、大切たいせつなことや重大じゅうだい内容ないようがくることがおおい。



  1. かれ交通こうつう事故じこで、いのちにかかわるだいけがをしたそうだ。
  2. ければ大国たいこく威信いしんにかかわるとあって、無意味むいみたたかいがつづけられた。

35 ~に至る/~に至るまで/~に至って(は)/~に至っても | 日本語一級文法

~に至る/~に至るまで/~に至って(は)/~に至っても

どう辞書じしょかたち」/「」+にいたる/にいたるまで/にいたって(は)/にいたっても

~になる/~になるまで/~になって(は)/~になっても
さき結果けっか範囲はんいなどをしめす。

  1. かれらの、結婚けっこんいたるまでのロマンスをおはなししましょう。
  2. あにこした会社かいしゃ発展はってんつづけ、海外かいがい支店してんすにいたった。
  3. その若者わかものあたまさきからあしさきいたるまで、おしゃれをきめこんでいた。
  4. 自殺じさつしゃるにいたってはじめて、いじめ問題もんだい深刻しんこくさがマスコミにげられるようになった。
  5. だい多数たすう住民じゅうみん反対はんたい運動うんどう参加さんかするという事態じたいいたっても、なお原子力げんしりょく発電はつでんしょ建設けんせつ計画けいかく撤回てっかいされなかった。
「ことここにいたっては」<こうなってしまっては>
  1. ことここにいたっては、のほどこしようもない。

34 ~にあって | 日本語一級文法

~にあって

」+にあって
~に・~で
とき機会きかい場所ばしょ状況じょうきょう場合ばあいなどをとりたててしめかた表現ひょうげん

  1. 彼女かのじょ戦時せんじちゅう思想しそう統制とうせいにあってなお、自由じゆう精神せいしんつづけた。
  2. 動物どうぶつ世界せかいにあっても、親子おやこ情愛じょうあいわらないものだ。

33 ~なりに/~なりの | 日本語一級文法

~なりに/~なりの

どう・いかたち・なかたち」の普通ふつうかたち+なりに/なりの
「ながた」と「」の「だ」はつかない。
~におうじて・~にふさわしく
「~なりに」のうしろには動詞どうし形容詞けいようし副詞ふくしが、「~なりの」のうしろには名詞めいしる。

  1. 若者わかものには若者わかものなりのなやみがある。
  2. 収入しゅうにゅうえればえたなりに、支出ししゅつおおくなっていく。
  3. 部屋へやせまければせまいなりに、工夫くふうして使つかっています。
  4. 子供こども子供こどもなりに、自分じぶん世界せかいをもっているものだ。

32 ~なり | 日本語一級文法

~なり

どう辞書じしょかたち」+なり
~とすぐ
つづいてすぐにこう動作どうさをするとき表現ひょうげん

  1. 友人ゆうじん部屋へやはいってるなり、どっかりとこしをおろした。
  2. ちち深夜しんや帰宅きたくしたおとうとかおるなり、怒鳴どなりつけた。

31 ~ながらも | 日本語一級文法

~ながらも

どうーますかたち/ないかたちーない」/「いかたちーい」/「ながたー◯」/「」+ながらも
~けれども



  1. その職人しょくにんふる伝統でんとうまもりながらも、あたらしい工夫くふうかさねれいる。
  2. うまくできないながらも、なんとか努力どりょくしてみた。
  3. せまいながらも、たのしい」とうように、自分じぶんいえ一番いちばんですね。
  4. 最近さいきん小型こがたながらも、すぐれた機能きのうそなえたパソコンが出回でまわっている。