36 ~一方だ | 日本語二級文法

一方いっぽう

どう辞書じしょかたち」+一方いっぽう
その傾向けいこうがますますすすむことをあらわす。
変化へんかあらわ動詞どうしとともに使つかう。



  1. 最近さいきん、パソコン通信つうしん利用りようしゃえる一方いっぽうだ。
  2. 都市とし環境かんきょうわるくなる一方いっぽうなのに、若者わかもの都会とかいにあこがれる。
  3. 最近さいきん英語えいご使つかわないので、わすれる一方いっぽうこまっている。

35 ~ように/~ような | 日本語二級文法

~ように/~ような

どう」の名詞めいし修飾しゅうしょくがた+ように/ような
れいあらわす。

  1. ここにいてあるようにもうしょ記入きにゅうしてください。
  2. 東京とうきょうのように人口じんこう集中しゅうちゅうすると、交通こうつう渋滞じゅうたいけられない。
  3. ケーキのようなあまいものはあまりきではありません。

どう辞書じしょかたち/ないかたちーない」+ように/ような
目標もくひょうあらわす。
参考さんこう

      ・さかなのようにおよぎたい。<たとえ>
  ・かれ部屋へやにいないようです。<推量すいりょう
  ・ここに、たばこをわないようにといてあります。<間接かんせつ命令めいれい
  ・自転車じてんしゃれるようになりました。<変化へんか

  1. このほん小学生しょうがくせいでもめるようにルビがつけてあります。
  2. 予定よていどおりわるように計画けいかくててやってください。
  3. 風邪かぜかないようにをつけてください。

34 ~ものだから | 日本語二級文法

~ものだから

どう、いかたち、なかたち」の名詞めいし修飾しゅうしょくがた+ものだから
(「めいーの」は「めいーな」になる。)
~ので(理由りゆういわけときよく使つかう。)

  1. 事故じこ電車でんしゃおくれたものですから、おそくなってすみません。
  2. 日本にっぽん習慣しゅうかんらないものですから、失礼しつれいなことをするかもしれません。
  3. あまりかなしかったものだから、大声おおごえいてしまった。
  4. いえせまいものですから、おおきい家具かぐけません。
  5. 一人ひとりなものだから、わがままにそだててしまいました。

33 ~ばかりに | 日本語二級文法

~ばかりに

どう、いかたち、なかたち」の名詞めいし修飾しゅうしょくがた+ばかりに
(「めいーの」は「めいーである」になる。「ながたーである」も使つかう。)
~だけのために
それだけが原因げんいんわる結果けっかになった残念ざんねん気持きもちをあらわす。

  1. うそをついたばかりに恋人こいびときらわれてしまった。
  2. かねがないばかりに大学だいがく進学しんがくできなかった。
  3. 日本語にほんご下手へたなばかりに、いいアルバイトがさがせません。
  4. 長女ちょうじょであるばかりに、おとうといもうと世話せわをさせられる。

第一弾 | 二級動詞


動詞 読み方 中国語
呆れる あきれる 惊呆了
憧れる あこがれる 憧憬、向往
扱う あつかう 操作、使用、处理
溢れる あふれる 溢出、充满
維持する いじする 维持
訴える うったえる 控诉、控告
怠る おこたる 怠慢、懈怠
溺れる おぼれる 溺水、淹
及ぼす およぼす 波及
からかう 逗弄、开玩笑
枯れる かれる 枯萎
可愛がる かわいがる 喜爱、疼爱
腐る くさる 腐烂、腐败
崩す くずす 拆卸、弄乱
草臥れる くたびれる 疲劳
悔やむ くやむ 懊悔、后悔
狂う くるう 发疯、疯狂
削る けずる 削减、缩减
焦げる こげる 烤焦、烤糊
拵える こしらえる 制造、做
避ける さける 避免、避开
痺れる しびれる 麻木、发麻
萎む、凋む しぼむ 凋谢
しゃがむ 蹲下
透き通る すきとおる 透明、清澈

32 ~ほど/~ほどだ/~ほどの | 日本語二級文法

~ほど/~ほどだ/~ほどの
どう辞書じしょかたち/ないかたちーない」/「いかたちーい」/「ながたーな」/「」+ほど/ほどだ/ほどの
状態じょうたい程度ていどあらわす。
  1. 会場かいじょうにはあふれるほど、ギターをった若者わかものあつまっていた。
  2. 子供こどもをなくしたご両親りょうしんかなしみがいたいほどわかる。
  3. わたしにもいたいことがやまほどある。
  4. ひさしぶりにくにははこえいて、うれしくてきたいほどだった。
  5. ちきれないほどの荷物にもつがあったのでタクシーでかえった。
どう辞書じしょかたち」/「」+ほど・・・はない
~が一番いちばん・・・だ
類語るいご No.23「~くらい」のAの意味いみ
  1. なかのいい友達ともだち旅行りょこうするほどたのしいことはない。
  2. 彼女かのじょほどあたまのいいじんにはったことがない。
  3. 戦争せんそうほど悲惨ひさんなものはない。

31 ~ところに/~ところへ/~ところを | 日本語二級文法

~ところに/~ところへ/~ところを

どう辞書じしょかたち/たかたち/ているかたち」/「いかたちーい」+ところに/ところへ/ところを
そういうときに/そういうへ/そういう場面ばめん
  1. ちょうどキムさんのうわさをしているところに、本人ほんにんがやってた。
  2. これからようとしたところへ、友達ともだちたずねてきた。
  3. いいところへましたね。いまちょうどすいかをったんです。一緒いっしょべましょう。
  4. こっそりたばこをっているところを、いもうとられた。

30 ~とおり(に)/~どおり(に) | 日本語二級文法

~とおり(に)/~どおり(に)

どう辞書じしょかたち/たかたち」/「めいーの」+とおり(に)
」+どおり(に)
~とおなじに


  1. 説明せつめいしょいてあるとおりにやってみてください。
  2. あのひとったとおりにすれば、大丈夫だいじょうぶです。
  3. かれはA大学だいがく合格ごうかくした。わたしのおもったとおりだった。
  4. 矢印やじるしのとおりにすすんでください。
  5. その企画きかく計画けいかくどおりにはすすまなかった。
  6. 予想よそうどおり、Aチームが優勝ゆうしょうした。

29 ~て以来 | 日本語二級文法

~て以来いらい 

どうーてかたち」+以来いらい 
それからのちずっと
過去かこのある時点じてんから現在げんざいまで継続けいぞくしていることに使つかわれる。



  1. 日本にっぽん以来いらい日本にっぽんたいするかんがかたすこしずつわってきた。
  2. 昨年さくねんなつ手紙てがみって以来いらいかれから連絡れんらくがまったくない。
  3. そのことがあった以来いらいかれ彼女かのじょ好意こういをもつようになった。

28 ~たび(に) | 日本語二級文法

~たび(に)


どう辞書じしょかたち」/「めいーの」+たび(に)

~するときいつも
  1. そのうたうたうたび、おさなのことをおもす。
  2. ひとあたらしい経験けいけんをするたびに、なにかをまなぶ。
  3. わたしは旅行りょこうのたびに、絵葉書えはがきいます。
  4. そのかわ大雨おおあめのたびに、みずがあふれて被害ひがいきている。

27 ~たとたん(に) | 日本語二級文法

~たとたん(に)

どうーたかたち」+とたん(に)
~するとすぐに
  1.  犯人はんにん警官けいかん姿すがたたとたん、した。
  2.  つかれていたので、ベッドにはいったとたんに、ねむってしまった。
  3.  先生せんせいはいつもベルがったとたんに、教室きょうしつはいってくる。

㉖ ~せいだ/~せいで/~せいか | 日本語二級文法

~せいだ/~せいで/~せいか

どう、いかたち、なかたち」の名詞めいし修飾しゅうしょくがた+せいだ/せいで/せいか
ために
それが原因げんいんわる結果けっかになったことをあらわす。
慣用かんよう ・のせいか、かれ今日きょうなんとなく元気げんきがなくかんじられた。
    ・写真しゃしんがうまくれなかったのをカメラのせいにしている。


  1.  わたしが失敗しっぱいしたのは、かれのせいだ。
  2.  電車でんしゃおくれたせいで、遅刻ちこくした。
  3.  あまいものがきなせいで、べすぎてふとってしまった。
  4.  あついせいか、食欲しょくよくがない。

㉕ ~次第 | 日本語二級文法

次第しだい 

どうーますかたち」/「」+次第しだい 
~したら、すぐ(~がわったらすぐのちのことをすることをあらわす)

  1.  あたらしい住所じゅうしょまり次第しだい連絡れんらくします。
  2.  こうに次第しだい電話でんわをしてください。
  3.  あめがやみ次第しだい出発しゅっぱつしましょう。
  4.  12しきわります。終了しゅうりょう次第しだいパーティーをはじめますから、皆様みなさま参加さんかください。

㉔ ~最中に/~最中だ | 日本語二級文法

最中さいちゅうに/~最中さいちゅう

 「どうーますかたち」/「 + 次第しだい 
~したら、すぐ(~がわったらすぐのちのことをすることをあらわす)

  1.  かんがえている最中さいちゅうに、はなしかけられてこまった。
  2.  試合しあい最中さいちゅうに、あめってきた。
  3.  その事件じけんについては、いま調査ちょうさしている最中さいちゅうです。

㉓ ~くらい/~ぐらい/~くらいだ/~ぐらいだ | 日本語二級文法

~くらい/~ぐらい/~くらいだ/~ぐらいだ

どう辞書じしょかたち/ないかたちーない」/「いかたちーい」/「ながたーな」/「」+くらい/ぐらい/くらいだ/ぐらいだ
状態じょうたい程度ていどあらわす。

  1.  たなからものちるくらいおおきい地震じしんがあった。
  2.  このあたりはよるになると、さびしいくらいしずかだ。
  3.  木村きむらさんはたのしみにしていた旅行りょこうけなくなって、かわいそうなぐらいがっかりしていた。
  4.  かれくらい日本語にほんごはなせれば、通訳つうやくができるだろう。
  5.  おなかがいたくて、がまんできないぐらいだった。

どう普通ふつうかたち」/「」+くらい/ぐらい/くらいだ/ぐらいだ
 程度ていどかるいことをあらわす。

  1.  いそがしくても電話でんわをかけるくらいはできたでしょう。
  2.  外国がいこくは、1かげつならったぐらいでは、上手じょうずはなせるようにはならないだろう。
  3.  ひとったら、あいさつぐらいしてほしい。