37 ~にたえない | 日本語一級文法

~にたえない 

「動どうー辞書じしょ形かたち」+にたえない
~をがなんできない



  1. ああいう陰口かげぐちが聞きくにたえません。
  2. 最近さいきん、見みるにたえないほどひどい番組ばんぐみがある。

「名な」+にたえない
~をとても強つよく感かんじる

  1. いろいろお世話せわになりまして、感謝かんしゃにたいません。
  2. 事故じこにあった方々かたがたのことを思おもうと、同情どうじょうの念ねんにたえない。

36 ~にかかわる | 日本語一級文法

~にかかわる

「名な」+にかかわる
~に関係かんけいする・~に影響えいきょうを及およぼす
「~」の部分ぶぶんには、大切たいせつなことや重大じゅうだいな内容ないようがくることが多おおい。



  1. 彼かれは交通こうつう事故じこで、命いのちにかかわる大だいけがをしたそうだ。
  2. 負まければ大国たいこくの威信いしんにかかわるとあって、無意味むいみな戦たたかいが続つづけられた。

35 ~に至る/~に至るまで/~に至って(は)/~に至っても | 日本語一級文法

~に至る/~に至るまで/~に至って(は)/~に至っても

「動どうー辞書じしょ形かたち」/「名な」+に至いたる/に至いたるまで/に至いたって(は)/に至いたっても

~になる/~になるまで/~になって(は)/~になっても
行いき着つく先さき、結果けっか、範囲はんいなどを示しめす。

  1. 彼かれらの、結婚けっこんに至いたるまでのロマンスをお話はなししましょう。
  2. 兄あにが起おこした会社かいしゃは発展はってんを続つづけ、海外かいがいに支店してんを出だすに至いたった。
  3. その若者わかものは頭あたまの先さきから足あしの先さきに至いたるまで、おしゃれをきめこんでいた。
  4. 自殺じさつ者しゃが出でるに至いたって始はじめて、いじめ問題もんだいの深刻しんこくさがマスコミに取とり上あげられるようになった。
  5. 大だい多数たすうの住民じゅうみんが反対はんたい運動うんどうに参加さんかするという事態じたいに至いたっても、なお原子力げんしりょく発電はつでん所しょの建設けんせつ計画けいかくは撤回てっかいされなかった。
「ことここに至いたっては」<こうなってしまっては>
  1. ことここに至いたっては、手てのほどこしようもない。

34 ~にあって | 日本語一級文法

~にあって

「名な」+にあって
~に・~で
時とき、機会きかい、場所ばしょ、状況じょうきょう、場合ばあいなどをとりたてて示しめす固かたい表現ひょうげん。

  1. 彼女かのじょは戦時せんじ中ちゅう、思想しそう統制とうせい下かにあってなお、自由じゆうな精神せいしんを持もち続つづけた。
  2. 動物どうぶつの世界せかいにあっても、親子おやこの情愛じょうあいは変かわらないものだ。

33 ~なりに/~なりの | 日本語一級文法

~なりに/~なりの

「動どう・い形かたち・な形かたち・名な」の普通ふつう形かたち+なりに/なりの
「な形がた」と「名な」の「だ」はつかない。
~に応おうじて・~にふさわしく
「~なりに」の後うしろには動詞どうし・形容詞けいようし・副詞ふくしが、「~なりの」の後うしろには名詞めいしが来くる。

  1. 若者わかものには若者わかものなりの悩なやみがある。
  2. 収入しゅうにゅうが増ふえれば増ふえたなりに、支出ししゅつも多おおくなっていく。
  3. 部屋へやが狭せまければ狭せまいなりに、工夫くふうして使つかっています。
  4. 子供こどもは子供こどもなりに、自分じぶんの世界せかいをもっているものだ。

32 ~なり | 日本語一級文法

~なり

「動どうー辞書じしょ形かたち」+なり
~とすぐ
続つづいてすぐに後こうの動作どうさをする時ときの表現ひょうげん。

  1. 友人ゆうじんは部屋へやに入はいって来くるなり、どっかりと腰こしをおろした。
  2. 父ちちは深夜しんやに帰宅きたくした弟おとうとの顔かおを見みるなり、怒鳴どなりつけた。

31 ~ながらも | 日本語一級文法

~ながらも

「動どうーます形かたち/ない形かたちーない」/「い形かたちーい」/「な形がたー◯」/「名な」+ながらも
~けれども



  1. その職人しょくにんは古ふるい伝統でんとうを守まもりながらも、新あたらしい工夫くふうを重かさねれいる。
  2. うまくできないながらも、なんとか努力どりょくしてみた。
  3. 「狭せまいながらも、楽たのしい我わが家や」と言いうように、自分じぶんの家いえが一番いちばんですね。
  4. 最近さいきんは小型こがたながらも、優すぐれた機能きのうを備そなえたパソコンが出回でまわっている。

30 ~ないではすまない | 日本語一級文法

~ないではすまない

「動どうーない形かたち」+ないではすまない
~ないままでは許ゆるされない・~ないでは終おわらない
本人ほんにんの義務ぎむ感かんや周囲しゅういの状況じょうきょう、社会しゃかい的てきな常識じょうしきなどから、何なにかしなければ許ゆるされない、
あるいは物事ものごとが解決かいけつしないという時ときの表現ひょうげん。



  1. この雰囲気ふんいきでは、会議かいぎは一荒ひとあれしないではすまないだろう。
  2. あんな高価こうかな物ものを壊こわしたのだから、弁償べんしょうしないではすまない。

29 ~とばかりに | 日本語一級文法

~とばかりに |

「動どうー普通ふつう形かたち/命令めいれい形かたち」/「い形かたち・な形かたち・名な」の普通ふつう形かたち+とばかりに
「な形がた」と「名な」の「だ」はつかないことが多おおい。

いかにも~というように
  1. 彼かれは、私わたしに早はやく帰かえれとばかりに、書類しょるいを片付かたづけはじめた。
  2. 彼女かのじょが舞台ぶたいに登場とうじょうすると、客席きゃくせきから待まっていたとばかりに大おおきな拍手はくしゅが起おこった。
  3. 彼女かのじょは、意外いがいだとばかりに、口くちを開あけたまま彼かれを見みつめていた。

「~と言いわんばかりに」<いかにも~と言いいたそうに(~とは言いわないが、
言いいたい気持きもちが後こうの態度たいどや様子ようすに表あらわれている。)>

  1. 彼かれは、何なにも聞ききたくないと言いわんばかりに、ぷいと横よこを向むいた。

28 ~とはいえ | 日本語一級文法

~とはいえ

「動どう・い形かたち・な形かたち・名な」の普通ふつう形かたち+とはいえ
「な形がた」と「名な」の「だ」はつかないことが多おおい。

~といっても・~でも
「AとはいえB」は「Aは事実じじつだが、しかし実際じっさいはB」の意味いみ。



  1. 幼おさないとはいえ、その子こは自分じぶんなりに家いえの事情じじょうを理解りかいしている。
  2. 向むこうの言い分いぶんも分わかったとはいえ、心こころから納得なっとくしたわけではない。
  3. 春はるとはいえ、まだまだ寒さむい日ひが続つづいております。

27 ~としたところで/~としたって/~にしたところで/~にしたって | 日本語一級文法

~としたところで/~としたって/~にしたところで/~にしたって

「動どう・い形かたち・な形かたち・名な」の普通ふつう形かたち+としたところで/としたって/にしたところで/にしたって
「な形がた」と「名な」の「だ」はつかないことが多おおい。

~としても・~にしても
立場たちばや条件じょうけんを考かんがえる時ときの表現ひょうげん。「~としたところで」などの後うしろにくる内容ないようは
否定ひてい的てきなものであることが多おおい。
「~したって」は話はなし言葉ことば。



  1. 彼かれがどんなに歌うたが得意とくいとしたって、素人しろうとの域いきを出でていないと。
  2. 全員ぜんいんが参加さんかするとしたところで、せいぜい30人にん位いだ。
  3. 野党やとうはその法案ほうあんに反対はんたいしているが、野党やとうにしたところで、ほかによい代案だいあんがあるわけではない。
  4. わたしにしたって、それについてはどうしていいかわからないんです。

26 ~ところを | 日本語一級文法

~ところを

「動どうー辞書じしょ形かたち/た形かたち」/「い形かたちーい」/「な形がたーな」/「名な」+ところを
~時とき(なの)に・~状況じょうきょう(なの)に



  1. その試合しあいは、もう少すこしで終おわるところを、雨あめで中断ちゅうだんされた。
  2. お忙いそがしいところをおいでくださいまして、ありがとうございます。
  3. お休やすみのところをお邪魔じゃまいたしまして、申もうし訳わけありません。

25 ~ときたら | 日本語一級文法

~ときたら

「名な」+ときたら

~は
特とくに話題わだいに取とり上あげる時ときの表現ひょうげん。後うしろの分ぶんに否定ひてい的てき、非難ひなんの内容ないようがくることが多おおい。




  1. あいつときたら、いつも遅おくれて来くるんだから。頭あたまに来くるよ。
  2. 隣となりの犬いぬときたら、人ひとが通とおる度たびにキャンキャンほえて、うるさくてたまらない。

24 ~と思いきや | 日本語一級文法

~と思いきや

「動どう・い形かたち・な形かたち・名な」の普通ふつう形かたち+と思おもいきや
「な形がた」と「名な」の「だ」はつかないことが多おおい。

~と思おもったけれども
文語ぶんご体たい。結果けっかが思おもっていた内容ないように反はんする時ときに用もちいる。




  1. 前進ぜんしんを続つづけると思おもいきや、リーダーは退却たいきゃくの命令めいれいを発はっした。
  2. あわやアウトと思おもいきや、審判しんぱんはセーフと宣せんした。

23 ~といえども | 日本語一級文法

~といえども


「動どう・い形かたち・な形かたち・名な」の普通ふつう形かたち+といえども
「な形がた」と「名な」の「だ」はつかないことが多おおい。

~けれども・~ても
文語ぶんご体たいの逆接ぎゃくせつの表現ひょうげん。「いかに~といえども」や「たとえ~といえども」のような形かたちをとると、
特別とくべつな、あるいは極端きょくたんな内容ないようを強調きょうちょうする表現ひょうげんとなる。
「老おいたりといえども」<文語ぶんご体たいで「年としをとっているけれども」の意味いみ。>




  1. いかに多忙たぼうといえども、健康けんこう管理かんりを怠おこたってはならない。
  2. 近年きんねん、医学いがくがめざましく進捗しんちょくしたといえども、病人びょうにんの数かずは減少げんしょう傾向けいこうにはない。
  3. たとえ外国がいこく人じんといてども、「郷さとに入はいっては郷さとに従したがえ」のことわざ通どおりです。
  4. 老おいたりといえども、まだまだ若わかい者ものには負まけないつもりだ。

22 ~といい~といい | 日本語一級文法

~といい~といい

「名な」+といい+「名な」+といい

~も~も
「AといいBといい」の形かたちで、A、Bには対照たいしょう的てき、並立へいりつ的てきあるいは類似るいじの内容ないようを例示れいじする。
「AといわずBといわず」<AもBも(さらに全体ぜんたいが、その状態じょうたいになっている。)>



  1. 手てといい足あしといい、引ひっかき傷きずだらけだった。
  2. このドレス、色いろといいデザインといい、お客様きゃくさまによくお似合にあいですよ。
  3. 手てといわず足あしといわず、引ひっかき傷きずだらけだった。
  4. <手ても足あしもさらに全身ぜんしんが引ひっかき傷きずだらけだった。>

21 ~とあれば | 日本語一級文法

~とあれば

「動どう・い形かたち・な形かたち・名な」の普通ふつう形かたち+とあれば
「な形がた」と「名な」の「だ」はつかないことが多おおい。

~なら



  1. 家賃やちんが安やすく、日当ひあたりがよくて、その上うえ静しずかとあれば、古ふるいアパートでも借かり手てはあるだろう。
  2. 遠来えんらいの客きゃくが来くるとあれば、腕うでをふるってご馳走ちそうをたくさん用意よういしよう。
  3. だれも手伝てつだってくれないとあれば、私わたしが一人ひとりでやるしかないだろう。
  4. 体からだが大おおきく、足腰あしこしが強つよいとあれば、ラグビー選手せんしゅにはうってつけた。
  5. 子供こどものためとあれば、親おやは何なにをおいてもできる限かぎりのことをするものです。

20 ~とあって | 日本語一級文法

~とあって

「動どう・い形かたち・な形かたち・名な」の普通ふつう形かたち+とあって
「な形がた」と「名な」の「だ」はつかないことが多おおい。

~ので



  1. このホテルは交通こうつうの便びんがいいとあって、ビジネスマンの出張しゅっちょうによく使つかわれる。
  2. 人気にんきスターがやって来くるとあって、大勢たいせいの人ひとたちが持もち受うけていた。
  3. そのクイズは景品けいひんが豪華ごうかとあって、応募おうぼが殺到さっとうしている。
  4. 開店かいてんセールとあって、店内てんないは押おすな押おすなのにぎわいだった。

19 ~ではあるまいし/~じゃあるまいし | 日本語一級文法

~ではあるまいし/~じゃあるまいし

「動どうーます形かたち/た形かたち+の/ん」/「名な」+ではあるまいし/じゃあるまいし

~ではないのだから
「~じゃないのだから」は話はなし言葉ことば。



  1. 幽霊ゆうれいが現あらわれたんじゃあるまいし、そんな驚おどろいた顔かおをするなよ。
  2. 冬山ふゆやま登山とざんをするのではあるまいし、大おおげさな格好かっこうは要いりません。
  3. 子供こどもではあるまいし、暗くらい所ところが怖こわいなんて、おかしいですね。

18 ~てからというもの | 日本語一級文法

~てからというもの

「動どうーて形かたち」+からというもの

~てから後ごはずっと
「AてからというものB」はAがあってその後ご、それが原因げんいんでずっとBのようになっていることを表あらわす。



  1. 娘むすめが帰かえって来きてからというもの、年老としおいた父親ちちおやは見違みちがえるほど元気げんきになった。
  2. 水泳すいえいを習ならい始はじめてからというもの、冬ふゆでも風邪かぜを引ひかなくなった。

17 ~であれ/~である~であれ | 日本語一級文法

~であれ/~である~であれ

「名な」+であれ/「名な」+であれ+「名な」+であれ

~でも/~でも~でも
「AであれBであれ」の場合ばあい、AとBには対照たいしょう的てき、並立へいりつ的てきあるいは類似るいじの内容ないようがくる。



  1. たとえ国王こくおうであれ、国民こくみん全すべてを従したがわせることができるわけではない。
  2. 何なにであれ、必要ひつようならば買かわなければならない。
  3. 正社員せいしゃいんであれパートであれ、仕事しごとに対たいする責任せきにんは変かわりません。

16 ~っぱなし | 日本語一級文法

~っぱなし

「動どうーます形かたち」+っぱなし

~たまま
自動詞じどうしの場合ばあいは「~たまま変化へんかがない」。他動詞たどうしの場合ばあいは「~たままそのあと何なにもしない」と、
話はなし手ての不満ふまんや非難ひなんの気持きもちを含ふくむことが多おおい。



  1. 新幹線しんかんせんが込こんで、大阪おおさかから東京とうきょうまでずっと立たちっぱなしだった。
  2. 弟おとうとは何なんでもやりっぱなしで、いつも母ははに後始末あとしまつをしてもらっている。

75 ~あまり | 日本語二級文法

~あまり

「動どうーます形かたち/た形かたち」/「な形がたーな」/「名めいーの」+あまり
非常ひじょうに~する



  1. 子供こどもの将来しょうらいを思おもうあまり、厳きびしすぎることを言いってしまった。
  2. 彼かれは働はたらきすぎたあまり、過労かろうで倒たおれてしまった。
  3. 科学かがく者しゃである小林こばやしさんは実験じっけんに熱心ねっしんなあまり、昼食ちゅうしょくをとるのを忘わすれることもしばしばある。
  4. 驚おどろきのあまり、声こえも出でなかった。

74 ~をめぐって/~をめぐる| 日本語二級文法

~をめぐって/~をめぐる

「名な」+をめぐって/をめぐる
~を中心ちゅうしんにそれに関係かんけいあることについて



  1. その法案ほうあんの賛否さんぴをめぐって、活発かっぱつな議論ぎろんが交かわされた。
  2. その事件じけんをめぐって、さまざまなうわさが流ながれている。
  3. この小説しょうせつは、1人にんの女性じょせいをめぐって、5人にんの男性だんせいが戦たたかう話はなしです。

73 ~を通じて/~を通して| 日本語二級文法

~を通じて/~を通して

「名な」+を通つうじて/を通とおして
その期間きかん始はじめから終おわりまでずっと



  1. あの地方ちほうは、1年ねんを通つうじて雨あめが多おおい。
  2. 彼かれは一生いっしょうを通とおして日本にっぽんとの友好ゆうこうのために働はたらいた。

「名な」+を通つうじて/を通とおして
直接ちょくせつではなく、何なにかを間あいだに入いれて

  1. 社長しゃちょうは忙いそがしいから、秘書ひしょを通つうじて頼たのんだほうがいい。
  2. 今いまはインターネットを通とおして世界中せかいじゅうの情報じょうほうが手てに入はいる。

72 ~をこめて| 日本語二級文法

~をこめて

「名な」+をこめて
気持きもちをその中なかに入いれて



  1. 母はははわたしのために心こころをこめて、セーターを編あんでくれた。
  2. 怒いかりをこめて、核かく実験じっけん反対はんたいの署名しょめいをした。
  3. 病気びょうき回復かいふくの祈いのりをこめて、みんなで鶴つるを折おった。

71 ~もかまわず| 日本語二級文法

~もかまわず

「名な」+もかまわず
~を気きにしないで・~に気きを使つかわず平気へいきで
参考さんこう ・ところかまわず、ごみを捨すてる人ひとがいて困こまる。



  1. 人ひとの迷惑めいわくもかまわず、電車でんしゃの中なかで携帯けいたい電話でんわで話はなしている人ひとがいる。
  2. 弟おとうとは家族かぞくの心配しんぱいもかまわず、危険きけんな冬山ふゆやまへ行いこうとする。
  3. 子供こどもは服ふくがねれるのもかまわず、川かわの中なかに入はいって遊あそんでいる。

70 ~はもとより/~はもちろん| 日本語二級文法

~はもとより/~はもちろん

「名な」+はもとより/はもちろん
~は、言いう必要ひつようがないくらい当然とうぜんで
「~はもちろん」に比くらべて、「~はもとより」のほうが改あらたまった言い方いかた。



  1. わたしが生うまれた村むらは、電車でんしゃはもとより、バスも通とおっていない。
  2. 地震じしんで被害ひがいを受うけた人々ひとびとの救援きゅうえんのために、医者いしゃはもとより、多おおくのボランティアも駆かけつけた。
  3. 病気びょうきの治療ちりょうはもちろん、予防よぼうのための医学いがくも重要じゅうようだ。

69 ~ばかりか/~ばかりでなく| 日本語二級文法

~ばかりか/~ばかりでなく


「動どう、い形かたち、な形かたち、名な」の名詞めいし修飾しゅうしょく型がた+ばかりか/ばかりでなく
「名めいーの」の「の」はつかない。
~だけでなく・その上うえ




  1. 林はやしさんのお宅たくでごちそうになったばかりか、おみやげまでいただいた。
  2. アンナさんは頭あたまがいいばかりでなく、親切しんせつで心こころの優やさしい人ひとです。
  3. この地方ちほうは気候きこうが穏おだやかなばかりでなく、海うみの幸こう、山やまの幸さちにも恵めぐまれている。
  4. 彼かれはサッカーばかりでなく、水泳すいえいもダンスも上手じょうずなんですよ。

68 ~にわたって/~にわたり/~にわたる/~にわたった| 日本語二級文法

~にわたって/~にわたり/~にわたる/~にわたった


「名な」+にわたって/にわたり/にわたる/にわたった
時間じかん的てき・空間くうかん的てきにその範囲はんい全体ぜんたいに広ひろがっていることを表あらわす。



  1. チンさんは病気びょうきのため、2か月げつにわたって学校がっこうを休やすんだ。
  2. 西日本にしにほん全域ぜんいきにわたり、台風たいふうの被害ひがいを受うけた。
  3. 兄あには5時間じかんにわたる大だい手術しゅじゅつを受うけた。
  4. 広範囲こうはんいにわたった海うみの汚染おせんが、問題もんだいになっている。

67 ~に基づいて/~に基づき/~に基づく/~に基づいた| 日本語二級文法

~に基づいて/~に基づき/~に基づく/~に基づいた

「名な」+に基もとづいて/に基もとづき/に基もとづく/に基もとづいた
~を基礎きそにして・~を根拠こんきょにして
類語るいご No.18「~をもとに」



  1. 調査ちょうさした資料しりょうに基もとづいて、レポートを書かかなければならない。
  2. 実際じっさいにあった事件じけんに基もとづいき、この映画えいがが作つくられた。
  3. 彼かれの意見いけんは、長ながい経験けいけんに基もとづくものだから納得なっとくできる。
  4. 虚偽きょぎの証言しょうげんに基もとづいたこの裁判さいばんを認みとめることはできない。

66 ~に反して/~に反し/~に反する/~に反した| 日本語二級文法

~に反して/~に反し/~に反する/~に反した


「名な」+に反はんして/に反はんし/に反はんする/に反はんした
~と反対はんたいに・~と逆ぎゃくに



  1. 神かみの意向いこうに反はんして、人間にんげんは自然しぜんを破壊はかいしている。
  2. 人々ひとびとの予想よそうに反はんし、土地とちの値段ねだんが下さがり続つづけている。
  3. 弟おとうとは、親おやの期待きたいに反はんすることばかりしている。
  4. 予想よそうに反はんした実験じっけん結果けっかが出でてしまった。

15 ~たところで | 日本語一級文法

~たところで

「動どうーた形かたち」+ところで

~ても
逆接ぎゃくせつの仮定かてい表現ひょうげん。仮定かていした内容ないようが無駄むだなこと、役やくに立たたないこと、予期よきに反はんすることや、
結果けっかにあまり影響えいきょうを及およぼさないことになるという話はなし手ての判断はんだんを表あらわす。



  1. 今いまさらぐちをいったところで、どうにもならない。
  2. 約束やくそくの時間じかんにこんなに遅おくれては、行おこなってみたところで、だれもいないだろう。
  3. 今回こんかい参加さんかできなかったところで、また次回じかいにチャンスがあるだろう。

14 ただ~のみならず | 日本語一級文法

ただ~のみならず

ただ+「動どう・い形かたち・な形かたち・名な」の普通ふつう形かたち+のみならず
「な形がた」の「だ」は「である」になる。「名な」の「だ」はつかないか、「である」になる。

~だけではなく
文語ぶんご体たい。「AのみならずB(まで)(も)」の形かたちでも用もちいられ、「ただ」がつくと、
より強調きょうちょうされる。A、Bには対照たいしょう的てき、並立へいりつ的てきあるいは類似るいじの内容ないようがくる。



  1. 彼女かのじょは、倒たおれていた老人ろうじんをただ介抱かいほうしたのみならず、家いえまで送おくり届とどけました。
  2. 富士山ふじさんはただ高たかいのみならず、姿すがたも美うつくしいので、日本にっぽんの象徴しょうちょうとして愛あいされている。
  3. 彼かれはただ勇敢ゆうかんであるのみならず、優やさしい心こころの持もち主ぬしでもある。
  4. 彼女かのじょはただ友人ゆうじんたちのみならず、先生せんせい方かたからも信頼しんらいされている。

13 ただ~のみ | 日本語一級文法

ただ~のみ

ただ+「動どうー辞書じしょ形かたち」/「い形かたちーい」/「名な」+のみ
~だけ



  1. 親友しんゆうが転校てんこうしてしまい、私わたしの心こころにはただ寂さびしさのみが残のこった。
  2. 今いまはただ事故じこにあった方々かたがたの無事ぶじを祈いのるのみです。
  3. 祖母そぼにとっては、ただ苦くるしいのみの人生じんせいだったのだろうか。

12 ~そばから | 日本語一級文法

~そばから

「動どうー辞書じしょ形かたち/た形かたち」+そばから
~とすぐに
次々つぎつぎに同おなじことを繰くり返かえしている様子ようすを表あらわす。




  1. 庭にわをきれいに掃はく側がわから落おち葉ばが散ちっている。
  2. 聞きいたそばから忘わすれてしまうなんて、我われながら情なさけない。

11 ~(で)すら | 日本語一級文法


~(で)すら


「名な(ーで)」+すら
~さえ
強調きょうちょうの表現ひょうげん




  1. 彼女かのじょは寝ねる時とき間ますら惜おしんで、研究けんきゅうに没頭ぼっとうしている。
  2. 疲つかれて、立たっていることすらできなかった。
  3. そんな易やさしい漢字かんじは、小学生しょうがくせいですら読よめる。

10 ~ずにはすまない | 日本語一級文法

~ずにはすまない

「動どうーない形かたち」+ずにはすまない
「する」は「せずにはすまない」となる。
~しないままでは許ゆるされない・~しないでは事ことが終おわらない
自分じぶんの義務ぎむ感かんや、周囲しゅういの状況じょうきょう、社会しゃかい的てきな常識じょうしきなどから考かんがえて、
何なにかしなければ許ゆるされない、あるいは物事ものごとが解決かいけつしないという時ときの表現ひょうげん。



  1. おわびのしるしに何なにかお贈おくりせずにはすまないでしょう。
  2. 部下ぶかの失敗しっぱいに対たいして、上役うわやくは責任せきにんをとらずにはすまないものだ。

9 ~きらいがある | 日本語一級文法

~きらいがある

「動どうー辞書じしょ形かたち」/「名めいーの」+きらいがある
~傾向けいこうがある
悪わるい内容ないようを表あらわすことが多おおい。



  1. 彼かれは最近さいきん、どうも飲のみすぎのきらいがある。
  2. 多おおくの中高年ちゅうこうねんサラリーマンは仕事しごとに追おわれて、健康けんこう管理かんりを怠おこたるきらいがあると言いわれている。

8 ~が早いか | 日本語一級文法

~が早いか

「動どうー辞書じしょ形かたち/た形かたち」+が早はやいか
~とすぐに
続つづけてすぐに後こうの動作どうさをする、あるいはその瞬間しゅんかんに何なにかが起おこる様子ようすを表あらわす。



  1. 私わたしの顔かおを見みるが早はやいに、彼かれは性急せいきゅうにしゃべり始はじめた。
  2. 地震じしんだと叫さけぶが早はやいか、子供こどもたちは机つくえの下したにも潜もぐり込こんだ。
  3. ベルが鳴なったが早はやいか、生徒せいとたちは教室きょうしつを飛とび出だして行いった。

7 ~がてら | 日本語一級文法

~がてら

「動どうーます形かたち」/「名な」+がてら
~のついでに

  1. お近ちかくにお越こしの折おりには、お遊あそびがてら、お寄よりください。
  2. 散歩さんぽがてら、たばこを買かって来こよう。

6 ~かぎりだ | 日本語一級文法

~かぎりだ
「い形かたちーい」/「な形がたーな」/「名めいーの」+かぎりだ
とても~だ・たいへん~だ
「~かぎりだ」の前まえには、上記じょうきの例れいのほかに次つぎのような感情かんじょうを表あらわす形容詞けいようし
がくることが多おおい。
「喜よろこばしい」「腹立はらだたしい」「嘆なげかわしい」「心強こころづよい」「うらやましい」など



  1. 山道さんどうで日にちが暮くれて、心細こころぼそいかぎりでした。
  2. お祝いわいのパーティーに出席しゅっせきできないとは、残念ざんねんなかぎりでございます。
  3. みんなに入学にゅうがくを祝福しゅくふくされて、うれしさのかぎりだった。

65 ~に沿って/~に沿い/~に沿う/~に沿った | 日本語二級文法

~に沿って/~に沿い/~に沿う/~に沿った

「名な」+に沿そって/に沿そい/に沿そう/に沿そった
~にしたがって・~のとおりに

  1. 決きまった方針ほうしんに沿そって、新あたらしい計画けいかくを立たてましょう。
  2. 東京とうきょう都とでは新あたらしい事業じぎょう計画けいかくに沿そい、新しん年度ねんど予算よさんを立たてている。
  3. 皆様みなさまのご希望きぼうに沿そう結果けっかが出でるように努力どりょくいたします。
  4. 国益こくえきに沿そった外交がいこう政策せいさくが進すすめられている。

64 ~にこたえて/~にこたえ/~にこたえる/~にこたえた | 日本語二級文法

~にこたえて/~にこたえ/~にこたえる/~にこたえた

「名な」+にこたえて/にこたえ/にこたえる/にこたえた
~に応おうじて(ほかからの働はたらきかけに応おうじる。)

  1. 社員しゃいんの要求ようきゅうにこたえて、労働ろうどう時間じかんを短縮たんしゅくした。
  2. 国民こくみんの声こえにこたえた政策せいさくが期待きたいされている。

63 ~に加えて/~に加え | 日本語二級文法

~に加えて/~に加え

「名な」+に加くわえて/に加くわえ
~のうえにさらに

  1. 電気でんき代だいに加くわえて、ガス代だいまで値上ねあがりした。
  2. 大気たいき汚染おせんが進すすんでいることに加くわえ、海洋かいよう汚染おせんも深刻しんこくしてきた。